2026年4月3日
TikTok・Reelsのハッシュタグ戦略|選び方と適切な数の目安
ハッシュタグは動画の「住所」のようなものです。適切なハッシュタグを設定することで、動画が正しいユーザーに届きやすくなります。しかし、闇雲にハッシュタグを付けても効果はなく、むしろ逆効果になることもあります。
本記事では、TikTokとInstagram Reelsでのハッシュタグの役割の違い、効果的な選び方、商品カテゴリ別の具体例、そしてNGな使い方を解説します。
ハッシュタグの役割
発見性の向上
ハッシュタグは、ユーザーが特定のトピックに関する動画を探す際の入り口です。「#スキンケア」で検索するユーザーに対して、スキンケア動画を届けるための手段として機能します。
カテゴリ分類
プラットフォームのアルゴリズムは、ハッシュタグを使って動画のカテゴリを判断します。適切なハッシュタグを付けることで、アルゴリズムが「この動画はスキンケアに興味があるユーザーに配信すべき」と判断する手助けになります。
TikTokとReelsでの違い
TikTokのハッシュタグ
TikTokでは、ハッシュタグは動画の「カテゴリ分類」としての役割が特に強いです。TikTokのアルゴリズムはコンテンツの質(視聴完了率やエンゲージメント率)を最も重視するため、ハッシュタグだけでリーチが大きく変わることは少ないとされています。
しかし、適切なカテゴリのハッシュタグを付けることで、関連するユーザーへの初期配信が最適化されます。TikTokでは3〜5個程度のハッシュタグが推奨されています。
Instagram Reelsのハッシュタグ
Instagramではハッシュタグが「検索」と「発見」の両方で機能します。ユーザーはハッシュタグをフォローすることもでき、フォローしたハッシュタグの投稿がフィードに表示されます。
Reelsの場合、ハッシュタグの数は5〜15個が適切とされています。TikTokよりも多めに設定して問題ありませんが、多すぎると(30個に近づくと)スパム的に見える可能性があります。
ビッグ・ミドル・ニッチの組み合わせ方
ハッシュタグは、投稿数(競争度)によって3つのカテゴリに分かれます。この3つをバランスよく組み合わせるのが基本戦略です。
ビッグワード(投稿数100万以上)
例:#コスメ、#ファッション、#グルメ、#インテリア
リーチのポテンシャルは大きいですが、競争が激しく、新規アカウントの動画が上位表示されるのは難しいです。1〜2個含める程度にしましょう。
ミドルワード(投稿数1万〜100万)
例:#韓国コスメ、#プチプラコーデ、#おうちカフェ、#北欧インテリア
適度な競争度で、ターゲットも絞られています。ハッシュタグの中心をミドルワードに置くのが効果的です。2〜4個含めましょう。
ニッチワード(投稿数1万未満)
例:#敏感肌スキンケア、#身長150コーデ、#一人暮らし収納術、#無添加おやつ
競争が少ないため、上位表示されやすいです。ターゲットが明確なので、コンバージョン率も高い傾向にあります。2〜5個含めましょう。
商品カテゴリ別のハッシュタグ例
コスメ・スキンケア
- ビッグ:#コスメ #スキンケア
- ミドル:#韓国コスメ #プチプラコスメ #スキンケアルーティン
- ニッチ:#敏感肌コスメ #30代スキンケア #乾燥肌対策
アパレル・ファッション
- ビッグ:#ファッション #コーデ
- ミドル:#プチプラコーデ #大人カジュアル #ワンピースコーデ
- ニッチ:#低身長コーデ #骨格ストレート #オフィスカジュアル30代
食品・グルメ
- ビッグ:#グルメ #お取り寄せ
- ミドル:#おうちカフェ #手作りスイーツ #お取り寄せグルメ
- ニッチ:#無添加おやつ #グルテンフリー #地方の名産品
インテリア・雑貨
- ビッグ:#インテリア #収納
- ミドル:#北欧インテリア #ナチュラルインテリア #収納アイデア
- ニッチ:#一人暮らしインテリア #賃貸インテリア #6畳レイアウト
NGなハッシュタグの使い方
- 無関係なハッシュタグの多用:動画と関係ないトレンドタグを付けると、興味のないユーザーに配信されて視聴完了率が下がり、アルゴリズム上のマイナス評価につながります
- 禁止ハッシュタグの使用:各プラットフォームには使用が制限されているハッシュタグがあります。これを使うと動画のリーチが大幅に制限されます
- 同じハッシュタグの使い回し:毎回まったく同じハッシュタグセットを使い続けると、アルゴリズムにスパムと判断される可能性があります。投稿ごとに2〜3個は入れ替えましょう
- ハッシュタグだけに頼る:ハッシュタグはあくまで補助的な役割です。動画の質が低ければ、どんなハッシュタグを付けてもリーチは伸びません
まとめ
ハッシュタグは動画を正しいユーザーに届けるための重要なツールですが、魔法の杖ではありません。ビッグ・ミドル・ニッチの3層をバランスよく組み合わせ、動画の内容に合った関連性の高いタグを選ぶことが基本です。
TikTokでは3〜5個、Reelsでは5〜15個を目安に、投稿ごとに少しずつ入れ替えながら、どのハッシュタグの組み合わせがリーチにつながるかをデータで検証していきましょう。
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